売り物件のこと。
2月になりましたね。
思うところあって、更新ができていません。。
申し訳ありません。
と、いうのは、ここんところの天王寺区の売り物件の価格ですが、
すこし高すぎるような気がします。
売り主は『高く売りたい!』
その気持ちはわかるのですが、
本当に売れるの?って思うぐらいの価格になっています。
ですので、売り物件の情報は出るのですが、
正直、自信をもって進めることができなくなりました。
不動産の価格は、土地の場合は、路線価や公示価格、
過去の成約事例、近隣類似土地との比較などが価格に影響してきます。
また、そこに建物を建てた場合の賃料収入や事業目線で価格が形成されます。
建築費用と家賃や事業などの収入を考慮して、
買主は、土地をいくらで買えば採算が合うか考える。
だから、土地の容積率などは価格に大きく影響してくるんですね。
商業地の土地が高いのは、この容積率が大きいからです。
(細かいことを言えば、ほかにも理由がありますが…)
住宅地も基本的には考え方は同じです。
あと、土地の間口や奥行き。前面道路の幅員・・・
こんなことを考えながら査定するんです。
私は、80年代後半のバブルの経験はしておりませんが、
今の不動産価格も、同じようなにおいが・・・
25年には万博もありますし、大阪全体が盛り上がってほしいんですが、
中心部の不動産は、しばらく庶民からは遠のいていくような気がします。