賃貸管理業務講習

雨続きですね…

昨日、全日本不動産協会主催のセミナー

『賃貸管理実務講習』に行ってきました。

サブタイトルは『賃貸管理業のあり方と成長戦略』です。

参加者は約150名、講習時間は13時から16時30分までで、

結構なボリュームの講義でした。


講師は、オーナーズエージェント株式会社の藤澤雅義先生、

実はこの先生、全国賃貸住宅新聞住宅新報などで投資家向けの連載記事なども手掛けており、

また、不動産に関するビジネス書籍なども多数執筆されている首都圏の管理会社の社長です。


因みに私が最初に努めた不動産会社は『賃貸、売買、管理』の三本柱を業務の主体として

その中心を管理業においた会社でした。


私は『売買事業部』所属でしたが…。


入社当時は、売買事業部の横に賃貸事業部があり、上の階に管理事業部がありました。

まさに『門前の小僧、習わぬ経を読む』で、

管理業務の実務を暇を見ては同行し、良く観察していたものです。


不動産管理業は、地味で一つ一つの物件から発生する管理料などの利益は少ないですが、

積み重ねることによって長期に安定した収益を会社にもたらします。


まさに農耕型の不動産ビジネスです。

また、不動産仲介業と違い、資産管理というオーナー様の大切な不動産をお預かりし、

長期にわたって運営の手助けをするという責務があります。

まさにコンサルティング的な要素を含んだビジネスです。

プロパティ・マネジメント(PM)と言ったりします。


弊社は売買メインでやっていますが、駐車場の管理や、ビルやテナントのリーシングなど、

少しづつですが賃貸に関する業務も増えてきました。


実は、創業当初から視野に入れていた管理業務のことですが、

このセミナーで感じたこと、気が付いたことなども参考に

弊社も無理のない安定した事務所運営を考えていきたいと思います。