不動産を売却中の方へ

どこの不動産屋もそうだと思うのですが、

毎朝の日課で、新着物件情報(日報)のチェックがあります。

弊社は天王寺区阿倍野区住吉区をエリアとしていますので、

このエリアの売買情報をすべてチェックしています。


ところでレインズに登録されている資料、つまり物件概要書、

『物件概要書』とは、不動産を流通させるうえで、

間取りや価格、土地や建物の面積、法規制などが記載された1枚の紙です。

不動産屋に行って最初に渡されるペラっとしたのがそうです。


実はこれが業者や担当者によって、分かりやすかったり分かりにくかったりします。


いくら物件が良くても、この資料の出来が悪いと売れるものも売れません。

実は、売れていない物件の中には、この資料に問題がある場合がけっこうあります。

せっかく良い物件も、概要書次第で良く見えないことも結構あるのです。


写真や間取りなども、分かりやすいように記載する必要があります。

間取りや写真で分からないことは、キャッチコピーなどで

アピールする必要があります。


さらに、事業用や収益物件であれば、まず購入希望者の知りたいことは

外観や間取りだけではありません。

賃料や経費、建物の構造、済証など様々です。

中には賃料の記載すらない資料などもあります。


ちょっとしたことで成約率に影響してきますので、

資料作りには本当に注意とアイデアが必要です。


また、中には情報の登録のみで、物件概要書の登録をしない業者もおります。

そうなると、昔のように電話をかけてFAXで送ってもらわなければなりません。

また、資料を請求する日が先方が休みの日に重なると、

すぐに資料を見ることさえできません。


これが、来店したお客様の案内前であれば、

きっと物件紹介の機会を逃してしまうでしょう…


共同仲介なら、まず『他社の営業マン』に選ばれる物件でないと、

永遠に『お客様』から選ばれませんから…

一次審査みたいなものです。


もし機会があれば、一度、売却を依頼されている業者様に

『物件概要書をください』と訪ねてみてください。

それを見て自分自身がどう感じるか…

概要書の出来で、ずいぶん物件の魅力も変わってきますから…



…因みに電話線の工事、今日完了しました。

思ったより大きな音がしてしまい、上下の店子様に迷惑をかけてしまいました。

やはり事前に連絡を入れておくべきでした。反省、、

来週、光回線を再度引き直します…