住宅ローン審査が…

先日ご商談をいただいておりました、当社の専任物件のマンションの

ローンが…否決されました。


契約予定だったのですが、非常に残念です…。



契約前に住宅ローン?と思うかもしれませんが、

今は『ローン先行』といって、申し込み後、契約までの数日で

住宅ローンの事前承認を先に取り付けます。


銀行にもよりますが、審査の早い銀行では、本人確認書類と

申込書に必要事項を記入すれば、数日で回答です。


今回はこちらが売主担当ですから、買主の担当が住宅ローンを代行しますので、

こちらは承認の連絡を待つ立場…


今回は二行あたってくれたのですが、いずれもアウト。

あとで分かったのですが、お客様の内容に少し問題があったようです。

一行目で分からなかったのかな…


詳しくはここに書けませんが、

こちらで事前に分かっていれば対応できる否決内容でした。

買主様の業者様がローンを担当しますのでこちらはどうしようもありませんが…


住宅ローンが否決になる内容は様々ですが、

属性(申込人の内容)によって否決される理由の一つに、

個人信用情報の事故歴(いわゆるブラックリストです)があげれらます。


これは本人にあまり認識がなく、過去に少し返済が遅れていたような場合でも、

信用情報を傷つけている場合がありますので注意が必要です。


また、収入に対して借入額の大きい場合(返済比率が合わない)等も

否決されたりします。この基準は銀行によって様々です。

だから、A行で否決されてもB行で承認となる場合があります。


また、自動車ローンなど、住宅購入時にすでに返済中の他のローンなどがあれば、

審査の段階で月々の返済額に影響を及ぼしますのでこちらも注意が必要です。


今回のように気に入った物件が見つかっても、

ローンが承認されなければどうしようもありませんので、

これから物件探しを考えている方は、下準備として不動産を探す前に、

ローン相談などを受けておくことをお勧めします。


相談することによって、問題の発見や解決の糸口が見つかったりしますので。


一応念のため、言っておきますが、解決方法に脱法行為はだめですよっ、

いわゆる『かきあげ(天ぷら)』とか、『修正申告』とか…本人のためになりません。

不動産屋に進められてもやめましょうね。


相談先としては、自分でいうのもなんですが、

信頼のおける小さな不動産会社がいいのではないでしょうか…

銀行や大手不動産会社に相談に行ってもいいのですが、

おそらくローン相談などは建前しか言ってくれないと思いますので…