住宅ローンが不安なら

マイホームの購入を検討する際に、以下のようなことを考えれば

多額の住宅ローンを抱えることへの不安も少なくなるような気がします。


①自分が住まなくなったときに需要も含めて賃貸に貸せるのか と、

②賃貸に出したら月々の賃料でその物件のローンが支払えるか を…



長期の住宅ローンを組むにあたって、

ある程度のリスクに備えることによって、考え方も変わってきます。


①の需要も含めてとありますが、

これは、たとえば高級マンションなどは、

賃料も高額になるため、賃料を支払える入居者がいなければ、

いくら賃料とローンの支払額がクリアできても

いざという時にすぐに借り手が付くとは限りません。


また、最近は、新築の建売住宅でも

フリープランで注文住宅のように建てられておりますが、

あまり個性の強い間取りなどは、

もし売却や、貸し出ししなければならなくなったときには

敬遠されがちです。


②の条件をクリアするためには、住宅ローンを抑えて

ある程度自己資金を用意することで、借り入れを抑えることができます。


また、賃料に関してですが、一部の新築マンションなどは営業手段として、

新築の賃料を参考に、賃貸に出した時の賃料との比較を

シュミレーションしておりますが、住宅ローン返済は長期に及ぶので、

10年後、20年後の下落した賃料も考慮に入れなければなりません。


こう考えると、大阪市内の築10年頃からの3LDKなどの

バランスの良い間取りの中古のファミリーマンションなどは

ローンの支払い額と、賃貸に出した場合の相場賃料を比較しても、

無理なく返済できそうな物件が多く、もし将来手放すことになった際の

流動性も大きく安全なような気がします。


とはいっても、広い庭や数台駐車できるガレージなど、

土地付きの一戸建や個性的な注文住宅はやはり魅力ですし、

便利な駅直結のタワーマンションや、

ハイグレードの高級低層マンションなどは憧れます。


…もし、長期の住宅ローンに対しての不安ではなく

『何が正解か…』や『マンションと戸建どっちが得か…』などと聞かれると、

正直困ります。

それは本人しか分からない…。


マイホームは自分や家族がいかに無理なく満たされるかが重要なような気がするので

正解などの答えはないような気がします。