決済前は落ち着きません

先月起こった大地震から今日で1ヶ月が経過しました。

しかし被災された地域の方々にとってはまだまだ先の見えないような状況かと思われます。

私自身も皆で力を合わせて少しでも早く復興できることを祈っております。


関西の、不動産売買も震災があった後、ぴたっと動きが止まったように感じます。

知り合いの不動産会社の社長も、震災以来、反響が激減したといっておりました。


私のところも、普段、お客様から気軽に質問をしていただいたりしますが、

そういった反響も含め、お問い合わせがすこし減ったように思います。

こんなところにも大地震の影響が出ております。


ただ、もうすぐゴールデンウイークに入りますので、

反響が減る原因は、ゴールデンウイークの影響もあるのかもしれませんね。


当社は幸い来週、再来週と決済が続きます。

だから今はゴールデンウイークまでの2件の決済に集中していこうと思います。


毎回のことですが、決済の前は落ち着きません。


なぜなら決済は大きなお金が動くからです。


お客様にとって不動産購入は一世一代の大きな買い物です。

生涯にそうない大きな買い物の実務を『私』に任せていただいているのです。

だから、ミスは許されません。


決済には誰が何のためにやってきて、

どんな書類が必要かも当然理解しておかなければなりません。

全体の仕切りは我々不動産会社が行います。


さらに、時には自分自身のお客様『買主様』にも厳しくなったりもします。

たとえば、調整後に決めた決済日などは、まず動かしません。


なぜなら、不動産取引はたくさんの人がその手続きに関わります。

売主はもちろん、司法書士に融資する銀行、抵当権の抹消銀行…

大の大人が、同じ場所に同じ時間に取引のために集まります。


だから、調整役の不動産会社がしっかりしてなければ、

取引がバラバラになるばかりか、トラブルのもとになります。

トラブルになれば、結果お客様に迷惑がかかります。


だから、1週間前になると何度も自分自身で流れを確認します。

いい忘れていないか…不備はないか…

そう考えてたら落ち着かないのです。


しかし、取引が無事終われば本当に達成感があります。

不動産やってて良かったと…


先月いい忘れてましたが、先月でなんとか創業1年目を迎えました。

宅建の免許は4月におりました)

自分で不動産業を始めようと心に決めてから1年です。


その日はいい天気でした。

梅田の駅前第3ビルの前の横断歩道の信号待ちで、

『創業しよ』と決めた時の思い出します。